放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

放射性降下物

1945年から80年にかけて地表もしくは、地表付近で502回の核実験が行われ、その爆発エネルギーの合計はTNT火薬440メガトン相当に達したそうです。

 

この冷戦下の狂乱により、主に北半球で爆発の残骸が大気中に放り出されました。人工放射線の総量としては、未だにこれを超えるものはありません。

 

1963年に米・ソ・英の三大国が部分的核実験禁止条約を締結した後、殆どの核実験は地下に限定されました。

 

ただし、アメリカが実施した約900回の地下核実験の内、38回については放射性物質が空気中に漏れ出しています。