放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

プロトアクチニウム231

プロトアクニチウム231は、天然の放射性同位体である。プロトアクニチウム231はアルファ粒子を放出し、半減期は約3万3000年。 それ自体も崩壊生成物であり、ウラン235からトリウム231を経て生まれる。 またプロトアクニチウム231は、ウラン鉱石の処理施設や…

プルトニウム238、239、240、241、242、244

元素を一つだけ周期表から永久追放出来るなら、プルトニウムを指名する化学者も多いそうです。しかし、人の役に立つ使い道が全くない訳ではなく、プルトニウム238は小型原子力電子に利用されて、惑星探査機に搭載されています。 しかしそうしたプラスの面を…

フランシウム223

フランシウムは究極の希少元素と言われています。また、フランシウムは放射能が非常に強い上に、崩壊して厄介なラジウムやラドンになります。 フランシウムの発見者はマルグリット・ペレー。後にキュリー夫人の助手となった女性です。ラジウム研究所で実験技…

プラセオジム144

プラセオジム144はベータ粒子を放出し、半減期は僅か17.28秒。 しかし、親核種であるセリウム144が長生きなので、親がいる間はプラセオジムも存在し続けます。

ビスマス210、212、213、214

ビスマス210は半減期が5日で、ウラン238の崩壊生成物であり、原子炉を運転する上で関係してきます。 またウラン238は崩壊したあと何段階かを経てラジウム226になり、ラジウム226からの崩壊系列ではビスマス214やビスマス210が、更にはポロニウム210などが生…