放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

急性放射線症候群(ARS)

急性放射線症候群(ARS)という言葉が使われるのは、人が高線量の放射線を短時間(通常数分)で全身に浴びた場合に限る。

 

被曝後は線量に応じて様々な症状が現れる。これまで、1945年の広島と長崎への原爆投下や、1986年のチェルノブイリのような原子力事故から、様々なARSの症例が報告されてきた。

 

「高線量」を具体的に言うと、0.7グレイより大きい線量を指す。

ただし0.3グレイでも軽微な影響が出る場合がある。