放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

ベクレル

ベクレルの前に使われていた単位はキュリーで、ラドンと関連付けられていた。新単位のベクレルは、一秒間に一個の割合で原子核が崩壊する時の放射能の量を指す。

 

これは1985年に「メートル条約」が締結され、国際度量衡局が設立された際に次のように採択された。

 

「可能なかぎり、非専門家にも単位を使用しやすくする必要があるうえ、放射線治療において重大な過誤が起きるリスクも鑑み、国際放射線単位測定委員会(ICRU)は、国際単位系の使用を放射能の研究と応用にも拡張したいと火急の要請を表明した。よって本総会は、放射能の強さを表すSI単位として次の用語を採択する。ベクレル。記号Bq」