放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

セリウム141、144

セリウム141と144は核分裂生成物であり、それぞれ32.5日と285日の半減期を持っています。1960年代の初め、地上核実験の放射性降下物により、日本の茨城県で採取された食品や動物の骨のサンプルから、微量のセリウム144が検出された。

 

1986年のチェルノブイリ原発事故のとき、事故後の数日間に周辺住民に呼吸障害が確認されたのは、核燃料に含まれていたセリウム144が微細な粒子となって大気中に放出されていたことが原因の一つとみられているそうです。