放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

自然放射線

世界中の大勢の人にとっては、人工放射線よりも自然放射線からの被曝量の方が大きい。本によると、アメリカでは国民の年間被曝量の82%を自然放射線が占めるそうです。

 

自然放射線は永遠に消えることがなく、その上にほかの放射線からの被曝が積み重ないきます。また「LNT仮説」でも述べましたが、どれだけ少量の放射線であっても人体に悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

従って、ゼロリスクの観点に立つと、一見して微々たる自然放射線からの被曝であっても「安全」とはいえないことになります。