放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

閾値なし直線(LNT)仮説

放射線量がゼロでない限り、数値がいくつであれ人体に害を及ぼす可能性がある。「安全な線量などない」という共通認識は、「閾値なし直線(略してLNT)モデル」という数学的な「リスクモデル」によって表現されます。

 

この仮説では「生物学的なデータを総合的に検討」した結果、「低線量でもリスクは閾値なしに直線的に続いていき、どんなに小さい線量であってもリスクをわずかに増大させる可能性がある」としています。

 

人類の歴史は仮説の積み重ねです。低線量に長期的にさらされた結果、人体にどんな影響を及ぼすのかははっきりと分かっていません。この仮説を信じ過ぎてもいけませんが、見くびるにもよくないと思います。