放射能に関する備忘録。

放射能に関する備忘録です。

キュリウム242、243、244

キュリウムは1944年にカルフォルニア大学のバークレー校で人工的に作られた元素です。原子爆弾に使うプルトニウムを生産しようと必死になっている時に生まれました。そのような事情故、副産物としてキュリウムが生まれたことは、長崎に原爆が投下されて第二次世界大戦が終わるまで秘密にされていました。

 

どれも強力なアルファ粒子を放出し、崩壊するとプルトニウムに変ります。キュリウムは希少な元素なので高価であり、しかも放射能による毒性が極めて強い為、研究以外の用途は殆どありません。